建築物衛生法に準拠した大型ビルの空調システムと加湿器
床面積30,000m²の場合
セントラル空調でのエアハンドリングユニットが採⽤されていた⼤型ビルですが、最近では個別分散空調でのケースも増えています。この場合、システム天井を採⽤し、機器類は天井隠蔽設置とするためスッキリとした天井⾯となるのが特徴です。
外気処理ユニット+ダクト型エアコン+加湿器(ダクト接続型)
外気処理ユニット付属の組込加湿器での加湿は、室内発熱が高い冬期冷房運転となるオフィス等では能力不足となる場合があります。この能力不足の補助としてダクト接続型加湿器が単独運転で用いられるケースが見られます。

※ 図中の製品名をクリックすることで製品詳細へリンクします。
床面積100,000m²の場合
エアハンドリングユニット
床面積100,000m²程度の超大型ビルではエアハンドリングユニット(コンパクトエアハン)などによる方式がとられています。外気処理用空調機と室内処理用空調機と分けている場合が以前は一般的でしたが、最近では外気処理用空調機を設けず、外気を室内処理用空調機へ送り、中間期などの外気冷房に対応する方式が採用されるケースが増えています。

※ 図中の製品名をクリックすることで製品詳細へリンクします。
採用製品
-
滴下浸透気化式加湿器
VIB2700/VIB5200タイプVIBタイプは加湿器本体を天井内へ隠蔽設置し、ダクト接続した吸込口・吹出口より室内空気に直接加湿を行う気化式加湿器です。 マイナーチェンジにより加湿能力をアップし、標準加湿量2.7kg/hと5.2kg/hの2種類をラインナップ。単独運転加湿器なので、空調機の運転モード(冷房、暖房、送風)に左右されずに確実な湿度確保が可能です。
- 気化式加湿器
- 現行販売製品
-
滴下浸透気化式加湿器
VHFタイプVHFタイプは、空調機加熱コイル二次側や、全熱交換器二次側に取り付けて、気流を通過させることにより加湿を行う滴下浸透気化式加湿器です。また、コイル寸法など空調機仕様に合わせて設計製作する受注生産品となります。飽和効率別に奥行寸法の異なる5種類の加湿モジュールを容量に応じて選択し、お客様の要望にあった加湿器を提供いたします。
- 気化式加湿器
- 現行販売製品
製品検索
型番から探す