温度と湿度

空気線図でみる温度と湿度の関係

空気の状態を知るのに便利なものに空気線図(h-x 線図)があります。温度と湿度の関係を実際に空気線図で見てみましょう。

空気を温めた場合

空気線図

※gifアニメーションを使用しているため、読み込みに多少時間がかかる場合があります


  • (1)の変化
    温度5℃・湿度50%の空気を加湿なしで温度を20℃まで暖めると、湿度は20%程度まで低下します。
  • (2)の変化
    温度20℃・湿度20%の空気を、温度を20℃のままで湿度50%にするには、(X2-X1)に相当する水蒸気の量を空気に付加する必要があります。この水蒸気の量を増やす操作を「加湿」といいます。


空気を冷やした場合

空気線図

※gifアニメーションを使用しているため、読み込みに多少時間がかかる場合があります


    温度20℃・湿度20%の空気を温度を5℃まで冷却すると、加湿なしでも湿度は50%程度まで上昇します。

このように、空気中の水蒸気量が一定の条件(絶対湿度一定)では、空気温度を上げると相対湿度は低下し、逆に空気温度を下げると相対湿度は上昇する反比例の関係にあります。

業務用加湿器に関する
お問い合わせ

page
top