電極式蒸気加湿器の不具合事例

蒸気シリンダが規定の運転時間で交換されない場合

実際の不具合事例

蒸気シリンダの寿命を超えて使用した場合、電極部にスケールが大量に付着します。(注:写真は蒸気シリンダを輪切りにし、下から撮影したものです)

SEAタイプの蒸気シリンダ
SEAタイプの蒸気シリンダ
未使用の蒸気シリンダ内部の電極
未使用の蒸気シリンダ内部の電極
スケールが付着した電極
スケールが付着した電極

蒸気シリンダ交換の作業時期

蒸気シリンダの寿命(加湿器本体ディスプレイ表示)は以下型式により異なります。

  • WM-SEAタイプ(旧タイプ)
    本体正面操作パネルのディスプレイ上の表示「CYL」をめやすに交換
  • WM-SEBタイプ(現タイプ)
    本体正面コントローラの予報コード「Cy」をめやすに交換。
  • WM-SECタイプ(現タイプ)
    本体正面操作パネルに表示される予報コード「Cy」をめやすに交換。

蒸気シリンダ交換作業の目的

電極式蒸気加湿器(SEAタイプ、SEBタイプ、SECタイプ)の蒸気シリンダは消耗部品です。運転により蒸気シリンダ内の電極に徐々にスケールが付着します。蒸気シリンダ内部にスケールが多量に付着・堆積すると、蒸気発生量に影響を及ぼすだけでなく、故障や事故の原因になり、交換が必要となります。また、寿命に至ったまま継続して使用すると発煙・発火などの事故の原因になります。分解清掃による再使用はできませんので必ず交換してください。※交換用蒸気シリンダの購入方法、価格につきましては、弊社宛にお問い合わせください。

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