各型式共通の不具合事例

加湿器給水配管のフラッシング・給水ストレーナの掃除がされない場合

実際の不具合事例

加湿モジュールの適正な洗浄が行われなかった場合、加湿モジュールにスケールが析出します。

フラッシングされていない給水配管の汚濁した水

フラッシングされていない給水配管の汚濁した水

施工時の配管切りくずなどにより詰まり始めた給水ストレーナ

施工時の配管切りくずなどにより詰まり始めた給水ストレーナ。酷い場合は、給水不具合の原因になります。

未使用時の気化式加湿器加湿モジュール

未使用時の気化式加湿器加湿モジュール

汚濁水が給水されトラブルとなった気化式加湿器の加湿モジュール

汚濁水が給水されトラブルとなった気化式加湿器の加湿モジュール

フラッシングの作業時期

設置後はじめての運転開始の前およびシーズンイン時

フラッシング作業の目的

加湿器用給水配管は、シーズンオフ(暖房期外)には通水されないことが多いため、水は貯留したままになります。配管材に水道用鋼管(白ガス管)を使用の場合は、腐食により赤水が発生します。また、貯留している水の残留塩素は消滅し、微生物による汚染の危険性があります。 そのため、シーズンイン(暖房期)や長期運転休止後の運転開始前には必ずフラッシングを実施し、汚れた水を除去し、管内を洗浄する必要があります。

給水ストレーナ掃除の作業時期

設置後の運転初期(運転開始後1~2日目)

当動画はてんまい加湿器の給水ストレーナを例に一般洗浄作業の説明をしています。この動画は作業量を把握することを目的としたものです。作業の際は、必ず各取扱説明書記載の注意事項を確認の上、実施してください。

給水ストレーナ掃除作業の目的

給水ストレーナは異物を取り除く、ろ過装置の役割を担っています。ストレーナのアミが汚れている場合、給水の出が悪くなることがあるため、定期的な清掃が必要となります。

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