滴下浸透気化式加湿器
VTD3201/6401タイプ
製品 機能・特長
- 単独運転
- 室内直接加湿
- 第三者認証登録品
- 水道管直接連結対応
- ヒューミ付リモコン
- 自動給水
- ドレン排水用ポンプ(オプション)
VTD3201/6401タイプは、本体を天吊または壁面ブラケットなどで単独に取り付け、内蔵ファンにより室内直接加湿を行う滴下浸透気化式加湿器です。 第三者認証登録による水道管直接連結対応や現地配線工事の簡略化や、ドレン排水用ポンプのオプション化により現地施工性が向上しました。
滴下浸透気化式加湿器 VTD3201/6401タイプ ラインナップ
滴下浸透気化式加湿器 VTD3201/6401タイプ 主な機能と特長
-
ドレン排水用ポンプをオプションで用意!
最大揚程5mまで対応可能であり、排水配管の検討が簡便になるほか、既存建物の取付にもご使用いただけます。
-
標準仕様で水道管直接連結に対応!
標準仕様で「水道管直接連結」に対応。第三者機関認証登録品ですので、直結給水方式での加湿器検討をさらに簡便化しました。
外部指令信号入力により加湿器の遠方発停が可能です。また、外部指令信号入力またはリモコンスイッチ操作による運転・停止の後押し優先機能を搭載しています。
滞水のないドレンパン構造と加湿材定時乾燥により、衛生的にご使用いただけます。
運転音は標準モードの他、静音モードを装備。静音モードでは、VTD6401:41dB(A)、VTD3201:39dB(A) の静音運転が可能です。
吹出口は「縦・横ルーバー」を採用。設置場所に応じた細かな風向調整が可能です。
水処理は不要。水道水をそのままご使用いただけます。
ドレンパン高水位検知により自動的に運転を停止します。
事例紹介
学校
子供たちが1日の大半を過ごす学習の場でも、快適な学習環境づくりにウエットマスターの加湿器が一役買っています。
建築物衛生法では、特定の条件下では室内の湿度が40~70%となるよう維持管理することが求められ、加湿器を導入する学校施設が近年増加しています。
加湿器は空調機の冷暖運転や風量変動に左右されず確実に加湿できる単独加湿器の気化式加湿器が多く採用されています。
老人福祉施設
免疫力の弱い方が多く過ごす老人保健施設での加湿は重要です。適度な湿度を保つことで、インフルエンザや風邪の予防に役立っています。また自動給水により、日々の水タンクへ補給が不要となり、施設で働く方々の手間削減にも繋がっています。
加湿器は低消費電力の気化式加湿器が多く採用されています。
電子機器工場
空気の乾燥により静電気がおこると、生産機械の停止による生産効率の低下や、コンピュータの回路の故障や誤動作を引き起こします。そのため年間を通じ、安定した湿度環境が重要となります。加湿器は気化式加湿器、または蒸気式加湿器が多く採用されています。
製紙工場・印刷工場
紙は水分含有率に影響を受けて伸縮したり、乾燥時の摩擦などによって静電気が発生します。これらの問題を抑制するためには湿度管理が重要です。
加湿器は、室内直接加湿の超音波式や気化式加湿器が適していますが、印刷工場ではパウダー状の粉塵などが多く、加湿器の汚れに注意が必要です。高い清浄度を要する所では電極式などの蒸気式加湿器も採用されることもあります。
データセンター
データセンターでは、静電気による機器への障害の防止、精密機器の機能維持を目的に湿度調整がされています。
以前までは電極式などの蒸気式加湿器の採用が多くみられましたが、近年では気化冷却を利用した消費エネルギー削減を目的に気化式加湿器が採用される例が増えています。