滴下浸透気化式加湿器
VRFタイプ
製品 機能・特長
- 空調機組込
- 全熱交換器組込
- 純水
- 比例制御システム
VRFタイプは空調機や全熱交換器に取り付け、純水を給水し、気流を通過させることにより加湿を行う滴下浸透気化式加湿器です。
特長として、純水を供給することで蒸発残留物の析出を大幅に抑制し、加湿モジュールの延命やメンテナンス周期の大幅な延長が可能です。そのため、空調機の運転を停止できない工場などの年間空調に有効です。
滴下浸透気化式加湿器 VRFタイプ ラインナップ
比例制御システム対応 VRF80-P、VRF90-P
比例制御システムは、滴下浸透気化式加湿器と加熱コイルの配置や台数により様々な構成が可能です。加熱コイルの熱源に利用する排熱温水の温度に応じて最適なシステムを構成し、加湿能力を可変させます。
ステップ制御仕様
ステップ制御仕様は加湿器を気流方向に対し前後左右に分割し、ゾーンごとに並列や直列に給水制御するもので、制御・ステップ数の組み合わせによる7種類をラインナップしています。冬期暖房時と中間期で生じる必要飽和効率の変動に対応し、「加湿過多」や「ハンチング」を抑え、安定した加湿が行えます。
滴下浸透気化式加湿器 VRFタイプ 主な機能と特長
VRFタイプは用途にあわせた仕様を用意しています。
必要飽和効率の変化が大きい場合や、加湿モジュールの交互乾燥運転を行う場合に有効なステップ制御仕様。
滴下浸透気化式加湿器VRFタイプと加熱コイルの配置や台数により様々な構成を組むことで、外気温湿度の変化に対しても加湿後空気の露点温度を一定として制御することが可能な比例制御システム。
飽和効率別に奥行き寸法の異なる加湿モジュールを用意しており、容量に応じて選択します。
事例紹介
電子機器工場
空気の乾燥により静電気がおこると、生産機械の停止による生産効率の低下や、コンピュータの回路の故障や誤動作を引き起こします。そのため年間を通じ、安定した湿度環境が重要となります。加湿器は気化式加湿器、または蒸気式加湿器が多く採用されています。