ウエットマスターの営業セクションは3つのグループに分かれています。1つめのグループの主要な取引先は、空調機メーカー。大型空調機（エアハンドリングユニット）に、当社加湿器を組み込んでもらう営業を行っています。2つめのグループは、現場に加湿器を設置するサブコン（設備会社）へアプローチ。より多くの現場に当社製品を採用してもらうことがミッションです。3つめのグループは対代理店営業。当社代理店ネットワークを活用し、日本全国に製品を広めています。

技術本部のなかに新製品開発を担うグループと、主として既存製品の仕様変更や改良提案を行うグループがあり、両者が緊密に連携しています。業務がクロスオーバーするプロジェクトもあります。ウエットマスター製品のマイナーチェンジやフルモデルチェンジで、まさに原動力となる2つのセクションです。

ファブレスメーカーであるウエットマスターの生命線といえる業務が、生産管理と品質管理です。生産管理は、協力会社と連携し製造現場の安定稼働をサポートしながら、ウエットマスター製品の生産を管理します。品質管理は生産ライン内で立ち会い検査などを行い、当社加湿器の品質を担保します。

メンテナンスはウエットマスターの強み。売上金額でも営業に迫る数字をあげています。主として既納先へのサポートを行うグル―プ、技術的問い合わせの窓口も務めるグループ、耐用年数が迫っている加湿器の入れ替えなどを提案するグループ。この3つの組織が連携し、ウエットマスター製品の信頼を高めています。

情報システムグループは、社内イントラや各種システムを開発・保守・運用する組織です。新規システム導入・機能追加などを速やかに進め、社内各部門からのPCやITに関するSOSにも対応します。このヘルプデスク業務はきわめて重要なミッション。営業へのiPad支給をはじめIT化・デジタル化が急速に進むなか、社内からとても頼りにされています。