調達 職 E.Fさん
入社年度 2012年新卒入社
所属 経営戦略室 調達業務グループ
出身 工学部 機械システム工学科
大学内の合同説明会で知りました。就職先を考える中で『ものづくり』に携わりたい、できれば自分が関わった製品を日常生活のどこかで見つけられると嬉しいと考えていました。説明会で話を聞く中で、業務用加湿器はデパートやオフィスなど身近な場所で使用されており、『自分の仕事が多くの人の快適な環境づくりに貢献できる』と感じました。工学部出身として、学んできた知識を活かしながら社会に役立つ仕事ができる点に強く魅力を感じました。
私は、長く働き続けられる会社を探していたため、社風を最も重視して就職活動を行っていました。そんな中、ウエットマスターの企業理念である『楽しい会社・楽しい人生』という言葉に深く共感しました。実際に社員の方々とお話しする中で、上下関係にとらわれず率直に意見を言い合える風土や、個人の成長を真剣に考えてくれる姿勢を感じることができ、『ここでなら自分らしく、長く成長し続けられる』と確信してこの会社への入社を決意しました。
最初の配属先である設計・技術部門から入社10年が経過するあたりで、現在の調達業務グループへ異動しました。現在は仕入れ先や製造委託先への発注や納品先への出荷手配業務に関わっています。調達業務グループは、品質・納期を維持した状態で製品の原価をいかに抑えられるかという点が肝になりますので、コスト低減活動を日々実施しています。設計時代に培った技術的な知識があることで、仕入れ先との技術的な議論もでき、より効果的なコストダウン提案ができています。また、製品倉庫の管理全般を行い、出荷関連業務にも携わっており、製品の流れを一貫して理解できることにやりがいを感じています。
技術部門で製品開発を実施していた際は、製品の出荷台数が伸びていくことで世の中に必要とされる製品開発に携われたと実感でき、やりがいを感じていました。調達業務グループでは、製品のコストダウンを達成できた時や、他部門と協力しながら各種課題の解決につながり、感謝された時などにやりがいを感じます。特に、設計で得られた内部構造に関する深い知識を活かした技術的な提案でコスト削減を実現できた時は、『これまでの経験が無駄ではなかった』と実感でき、キャリアチェンジの価値を感じています。設計から調達まで幅広く経験できることで、製品全体を俯瞰して考えられるようになったことも大きな成長だと思います。
9:00出社・メール確認
10:00社内・組立委託先などから来た問い合わせ対応、出荷手配
12:00昼食
13:00仕入先、組立委託先に対する製品、部品の発注手配
15:00部門内での課題改善や、コストダウンに向けた企画検討
19:00退社
新人研修を終えた後は、設計部門に配属され、弊社の蒸気式加湿器であるSJBタイプの設計・試験の業務から始まりました。最初は実際の製品設計の流れや製品構造について学ぶことが多く、大学の知識だけでは分からない実務の奥深さを実感しました。仕事をしながらOJTで先輩社員に業務を教えていただいたり、3DCADについては基礎から丁寧に講習を実施してくださり、着実に一連の業務をマスターすることができました。先輩方の『分からないことは何でも聞いて』という温かいサポートのおかげで、安心してスキルアップできました。
機械システム工学専攻、強度設計研究室に所属しておりました。大学で旋盤・ボール盤の講習などもあったので、試作品の組立や工具を触ることに苦手意識も感じませんでした。また、大学時代に図面の講義もあったので、図面の読み方・書き方が業務に大いに役立っています。
趣味はぬい活・グルメ探しです。新しい喫茶店・カフェで美味しいものを探しながら、リラックマの写真を残しながら楽しんでいます。ベテランから若手まで交流が多い会社で、アフターファイブや休日なども交流があり、職場の先輩とカフェ巡りをすることもあります。仕事の相談から趣味の話まで気軽にコミュニケーションを取れる環境があるからこそ、業務も円滑に進められています。
加湿という空気を通して社会環境を整えており、人々の健康に貢献できる仕事です。ウエットマスターは加湿器の一部を生産するのではなく、完成品の生産を行っている会社です。板金・樹脂材・機械部品など様々な設計・部品手配に関われるため、様々な角度でやりがいを感じていただけると思います。特に理系の皆さんには、開発や設計、調達や品質管理など幅広くキャリアを積める環境として、とても魅力的だと思います。一つの会社で多様な経験を積み、長期的に成長していきたい方にはぴったりの会社です。